【スマートスピーカーを遊びたおす会】イベント参加まとめ

先日(2018年6月26日)IIJ本社で開催された、「スマートスピーカーを遊びたおす会 - connpass」に参加してきました!

当日は、笑いあり涙ありで、最高に面白いイベントでしたので、ぜひ、継続開催して欲しいです!

twitter中継やYoutube配信、大阪サテライト会場との中継など、情報発信盛りだくさんでしたので、内容をご存知の方も多いかと思いますが、各セッションの概要をまとめておきたいと思います!

イベント概要

Google Homeを遊びたおす会 - connpass」というイベントが今年の3月末に開催されました。

今回は、そこからスマートスピーカー全体にテーマを広げ、開催されました。

当日のスライドはconnpassのイベント資料一覧から見ることができます!

kotodama.connpass.com

タイムテーブル

時間 内容
開催日時 6月13(水)~ 6月15日(金)
18:30 受付開始
18:55 会場案内
19:00 オープニング
19:05 StorylineのReal by もっちゃん
19:25 Amazon Echoでduelする by show(surumegohan)
19:45 休憩
19:50 IIJ様LT
20:00 たぶん世界初…?Google Assistant搭載〇〇〇を作ってみた by 田中みそ
20:20 初心者向け!ゆるふわGoogle Home + Azure(MSのクラウドサービス) by ちょまど(千代田まどか)さん
20:40 サイバード様LT
20:50 懇親会
懇親会中に以下のLTを予定しています。
会社の受付システムをスマートスピーカーで運用してみた知見 by 高馬宏典さん
Alexaニューススキル実録!こどもじゃんけんぽん事件 by @zono_0さん
21:45 解散

各セッションの概要

StorylineのReal

講演者:@mochan_tk さん twitter.com

講演資料: speakerdeck.com

StorylineとAlexa開発コンソールについてお話くださりました。

Storylineとは、GUIで直感的にAlexaスキルが開発できるツールで、@mochan_tk さんは、子ども向けのIT勉強会を開催しようと思い、ノンコーディングで開発できるツールを探していたところ、Storylineを見つけたそうです。

前評判が良かったのでStoryline使い始めたが、いざ使ってみると、日本語版だと制限も多く使いやすいとは感じなかったとのこと。

で、どうやろ英語版は使い勝手が良いらしいということで、一旦英語版でStorylineを作成し、alexa開発コンソールにアップロード後、設定で対応言語に日本語を追加を追加するという、力技をご紹介されていました。

※推奨はされていない方法とのこと。

Amazon Echoでduelする

講演者:@surumegohan さん twitter.com

講演資料: speakerdeck.com

リアルデュエリストの方でした。

デモ動画に集中しすぎてメモするのを忘れていました・・ので、動画みてくださいw

youtu.be

Alexaがそう認識するので、呼び出し名を「デュエル」ではなく、「どうやろう」で登録したとのことです。

デモアプリでは、こういった力技もありなんだと、勉強になりました!

あとは、最低三回話しかけて誤認識を確認した方がいい、といったことなど、デュエルで培ったtipsをたくさん紹介してくださいました。

スポンサーLT

講演者:株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ) さん www.iij.ad.jp

格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio のご紹介でした。

既に契約している場合、追加のSIMカードが、月々たったの400円なので、例えば、車内のスマートスピーカー用にどうですか?という宣伝を頂きました。

たぶん世界初…?Google Assistant搭載〇〇〇を作ってみた

講演者:@miso_develop さん twitter.com

講演資料: speakerdeck.com

まず、タイトルの〇〇◯の部分ですが、「バナナパンツ」でした。

嘘じゃありません、、「バナナパンツ」でしたw

デモ動画見てください。

間違いなく「バナナパンツ」ですw

www.youtube.com

ラズパイZeroとspaker pHAT(スピーカー)、Google Assistant SDK、そしてバナナパンツを組み合わせて作れるそうです。

Google Assistant SDKは、ライブラリとサービスがあるが、ラズパイZeroは、ライブラリ非対応なので、今回はサービスを使ったとのこと。

Google Assistant SDKのサービスだと、ウェイクワードが使えないため、Snowboyという、好きなウエイクワードを登録できるサービスを使ったそうです。

これ使ってみたい!

ただし、Google Assistant SDKが、ラズパイZeroでは動かない問題があるそうで、Google Assistant SDKのIssueでも上がってるプルリクを自らマージして使ったら動いたとのことでした。

初心者向け!ゆるふわGoogle Home + Azure(MSのクラウドサービス)

講演者:@chomado さん twitter.com

MSのAIアシスタントであるCortanaが搭載されたスマートスピーカー(Harman Kardon INVOKE)もあるよ。

ただし技適が通っていないので、国内では使えないよ。とのこと。

さらに、Microsoft Build 2018 で、Alexaを通じてCortanaを呼び出し、Officeスイートとの連携ができたり、逆にCortanaからAlexaを呼び出し、スキルを呼び出すといったことができるようになることが発表された。

ということで、Cortanaもウォッチしてね。とのことでした。

で、本題は、DialogflowのfulfillmentとしてMS Azureの、Functionsを使うと、C#で簡単にWebhook先の実装ができるよ。とのことでした。

仕事では、最近Azure派になりつつあるので、一度、DialogflowとAzure Functions連携をやってみようと思いました!

実際に、DialogflowとAzure Functions連携で作ったアクションをデモされていました。

デモされていた筋肉ボイスのデモ動画はこちらです。

さらに、もう一つ、Azure Functionsから外部のAPIOpen Weather Map)を叩くアクションとして、お天気botをデモされていました。

スポンサーLT:なぁ、ゲームをやろうじゃないか!ゲーム開発環境としてのスマートスピーカー

講演者:株式会社サイバード さん www.cybird.co.jp

ゲーム開発環境としてのスマートスピーカーは、

・市場が狭い、今後普及に対する不安

・客の目を引く画面演出が組めない、どんなのが受けるかわかんない

・マネタイズ方法がない、ビジネスとして取り組みづらい

といった理由から、企業&業務としてNGというのが、現状。

ただし、まだまだインディーゲームの時代で、何をやっても一番乗りなので、スマートスピーカーでゲーム開発、どんどんやっていきましょう!とのことでした。

音声のコンテンツはテキストベースで企画検討するんじゃなくて、実際に声に出したり、音声で作らないといけない、と仰っており、、私は、これがどうしても忘れがちになるので、気をつけようと思いました!

会社の受付システムをスマートスピーカーで運用してみた知見

講演者:@gaomar さん twitter.com

会社の受付システムをスマートスピーカーGoogle HomeAmazon Echo)でやっている、というご紹介でした。

アイエンターの大阪、東京本社、福岡支店で実際に動いているとのことで、実際に運用されている事例はまだまだ少ないと思うので、すごいなと思いました!

Alexaニューススキル実録!こどもじゃんけんぽん事件

講演者:@zono_0 さん twitter.com 講演資料:

www.slideshare.net

開発したスキルを公開申請した際に、リジェクトされた経験談などをご紹介くださりました。

飛び込みLT:「スロットテスト」というAlexaスキルを作りました!!

講演者:TIS株式会社小西啓介さん

MUSG Voice Banking for Alexa というボイスバンキングスキルを会社で開発されたそうです。

スキル開発で、ビルトインスロットがどのように認識されるのか確認するために、ビルトインスロットテストのためのスキル「スロットテスト」スキルを開発して公開した際に、どう公開を通したかなどをご紹介くださりました。

飛び込みLT:AzureでGoogle assistant

講演者:日本マイクロソフト 大田一希 さん

@chomado さんがご紹介されていた、DialogflowとAzure Functionsの連携を、実際のAzureポータルの画面を映しながら、一連の手順をご紹介くださりました。

雑感

もし次があれば、次も必ず行きたい!と思わせてくれる素敵なイベントでした!

運営の皆さん、登壇者の皆さんお疲れ様でした!ありがとうございました!!!

P.S

・全編動画

www.youtube.com

・他の方のイベントレポート

madowindahead.info

・つぶやきまとめ

togetter.com