【Build Actions for GDG Kyoto】イベント参加まとめ
Google Developers Experts の Google Assistant担当である Yoichiro Tanaka (@yoichiro) | Twitterさんが講師として参加されるということで、昨日、はてな京都オフィスで開催されたBuild Actions for GDG Kyoto に参加してきました!
イベント概要
Build Actions for Your Community は、Google Home にも搭載されている Google Assistant に対応したアプリの開発手順やリリース方法などの紹介やハンズオンが行われるイベントです。
Build Actions for Your Communityのイベントマップ
このイベントは世界中で開催されており、日本では、神戸 → 東京 → 石巻と開催され、この京都での開催が国内最後となるとのことでした。
日時 | 6月30日 (土) 13:30 - 17:30 (受付13:00~) |
会場 | 株式会社はてな 8F |
会費 | 無料 |
対象 | Google Assistant向けアプリ(Google home対応アプリ)を作ってみたい方 |
Dialogflowを使ってみたい方 | |
主催 | GDG京都 |
協力 | 株式会社はてな |
タイムテーブル
時間 | |
---|---|
13:00 | 受付 |
13:30 | ご挨拶及び会場説明等(株式会社はてな様、GDG京都) |
13:40 | Actions on Google概要説明 |
14:00 | Templateを使ったアプリ開発と審査申請提出方法 |
Build Actions for the Google Assistant (Level 1) Codelab でのハンズオン | |
17:00 | もくもく会 |
17:30 | 終了 |
当日の流れ
当日は、こちらのスライド:Build Actions for GDG Kyoto - Google スライド に沿って、説明やハンズオンが進んで行きました。
まず、講師であるYoichiro Tanaka (@yoichiro) | Twitter さんの自己紹介、そして、
Build Actions for Your Community と、ハッシュタグ#gdgkyoto
、#AoGDevsJa
、#buildactions
の紹介があり、 Actions on Google の概要説明に入りました。
Actions on Google概要説明
Google Assistantは、既に全世界で5億デバイスで使える。例えば、スマートウォッチ。車の運転をしながら、Google Assistant で交通情報を確認するといったこともできます。
で、Actions on Google は、スマートスピーカー、携帯電話、車、テレビ、ヘッドフォンなど、5億以上のデバイスに搭載されている Google Assistant の機能を拡張するためのソフトウェアを作成できる、開発者向けプラットフォームという位置付けです。
5億は半端ないなと、この時点で私のテンションは上がり始めましたw
さらに歩きスマホが問題となっているが、Google Assistant が搭載されたヘッドフォンやイヤホンを装着することで、前を見て歩ける時代が来る!
とのことでした。
そして、これだけは覚えて帰ってね。と言っていたのが、「Google Assistant is Internet.」、こちらのブログインターネットが使えない人々にもGoogleアシスタントが利用されているインパクトの大きさ を見ると、「Google アシスタントはインターネットである」 の意味がわかります!
Actions on Googleの概要説明の後は、実際のアプリ開発のハンズオンに入りました。
Templateを使ったアプリ開発と審査申請提出方法
Actions on Googleのテンプレートを使い、トリビアアプリを作り、公開申請までを行いました。
開発から申請までの流れは、スライド の通りです。
その他、tipsとして、
現状、Actions on Googleのテンプレートで、日本語に対応しているのはトリビアテンプレートのみ。
Actions on Googleで開発する際は、G Suiteのアカウントを使うことはオススメしない。
G Suiteの管理者であれば、問題ないが、G Suiteのアカウントで作ると、最後のアクセス許可を付与する部分で、動かすことができなくなる。
アプリの中で外部通信など、凝ったことをやろうとすると、GCPの中で課金を有効にする必要があるため、クレカが必要。 ここで未成年者は詰んでしまうことも。
アプリ名を決める際は、起動する名前が Google Assistant にちゃんと認識されるか確認すること。
などが、紹介されていました。
イベントの時間内で16名?の参加者全員が、公開申請までを終えることができ、会場は達成感に包まれましたw
テンプレートを使うことで、ノンプログラミング&短時間でのアプリ開発が可能で、達成感も味わえるため、中学生や高校生向けのイベントなどでも使えそうだな、と思いました!
Build Actions for the Google Assistant (Level 1) Codelab でのハンズオン
参加者全員が、公開申請までを終えたあとは、Yoichiro Tanaka (@yoichiro) | Twitterさんが日本語訳をされたCodelab のもくもく会がありました。
このCodelabの中に、スマートホーム洗濯機 というチュートリアルがあります。ものすごく気になりますねw
最後に、
9月にGDG Cloud LondonのGDEの方が来日される予定に合わせてGoogle Assistant 勉強会を開催の予定です。
次回も楽しみに待っていてくださいね!
とのアナウンスがあり、イベントは終了しました。
雑感
昨年の12月頃から Actions on Google をちまちま触っていましたが、人に教えて頂くのは、初めてだったため、新鮮かつとても勉強になりました!
今回のハンズオンの課題に関係のない質問でも、チューターの皆さんはとても親切に教えてくださいました!
GDG京都さんが主催するイベントは初参戦でしたが、運営の皆さんがとても暖かく迎え入れてくださったこともあり、とても満足度の高いイベントでした!
Actions on Google でのアプリ開発を引き続き頑張っていきたいと思います!!